鉾田市長から市民の皆様へ(令和3年1月15日)

 本日、茨城県独自の緊急事態宣言が発令されました。

 茨城県内において新型コロナウイルス感染が急速に拡大し、県全域での感染防止対策が必要となりました。

 鉾田市においても、年明け以降、新型コロナウイルス感染者の確認が相次ぎ、感染経路が不明な事例や家庭内感染が発生するなど、感染拡大の兆候がみられます。

 これ以上の市内における感染拡大を防止するために、私から市民の皆様にいま一度行動変容のお願いを申し上げます。

 一つ目としては、人と人との接触機会を減らしてください。そのためには、不要不急の外出は控えてください。特に会食の機会が感染リスクを高めますので、多人数での会食の自粛をお願いいたします。

 二つ目としては、家庭内での感染防止対策を徹底してください。感染経路で一番多いのは家庭内感染です。誰もが感染している可能性があります。家庭内においてもマスクの着用や手洗い、うがいなど基本的な感染防止対策の徹底をお願いいたします。

 三つ目としては、感染拡大地域への往来自粛をお願いいたします。現在の全国的な感染拡大は年末年始の帰省等による人の移動が要因のひとつとも言われています。東京など緊急事態宣言が発令された都道府県への外出は控えてください。

 私からのお願いは以上3点でございます。

 このまま感染拡大が続けば、地域の医療体制が維持できなくなります。通常の医療体制であれば救える命が救えなくなります。私からのお願いは、市民の皆様ご自身と大切な人の命を守るためのお願いです。

 また、茨城県より緊急事態宣言が発令されたことから、茨城県知事から市内飲食店に対しまして、午後8時までの営業時間の短縮の要請が出されております。非常に痛みの伴う要請ではございますが、市内飲食店の皆様につきましては、感染拡大防止のために営業時間の短縮にご協力いただけますようお願いいたします。

 コロナとの闘いは、いまが正念場です。新型コロナウイルスに「うつらない」そして「うつさない」という意識のもと、市民の皆様おひとりおひとりの行動が必要です。市民の総力で感染拡大を防止しましょう。

 最後に、現下の県内の感染状況から、誰もが感染する恐れはあります。感染者への差別・偏見、誹謗・中傷は絶対にやめましょう。

市長署名