○鉾田市老人福祉法施行細則

平成17年10月11日

規則第67号

(趣旨)

第1条 老人福祉法(昭和38年法律第133号。以下「法」という。)の施行については,法,老人福祉法施行令(昭和38年政令第247号)及び老人福祉法施行規則(昭和38年厚生省令第28号。以下「施行規則」という。)に定めるもののほか,この規則の定めるところによる。

(備付書類)

第2条 市長は,法第10条の4第1項若しくは第2項又は法第11条の規定により措置した者(以下「措置者」という。)については,次に掲げる書類を作成し,常に,その記載事項について整理しておかなければならない。

(1) 措置台帳(様式第1号)

(2) 措置決定調書(様式第2号)

(3) ケース記録票(様式第3号)

(4) 措置費支給台帳(様式第4号)

(5) 費用徴収台帳(様式第5号)

(6) ケース番号登録簿(様式第6号)

(7) 面接(通告)記録票(様式第7号)

(8) 養護受託申出者受理簿(様式第8号)

(9) 養護受託者台帳(様式第9号)

(措置決定通知等)

第3条 市長は,法第10条の4第1項若しくは第2項又は法第11条の措置を開始又は変更したときは,措置開始(変更)通知書(様式第10号)により,措置の廃止又は停止を行ったときは,措置廃止(停止)通知書(様式第11号)により,それぞれの被措置者に対し通知しなければならない。

(養護受託申出書等)

第4条 施行規則第1条の6の規定による申出は,養護受託申出書(様式第12号)によらなければならない。

2 市長は,前項の養護受託申出書の提出を受けたときは,養護受託者調査票(様式第13号)により調査を行い,申出者を養護受託者とすることの適否について審査し,適当と認めた者については,養護受託者登録簿(様式第14号)に登録し,養護受託申出承認通知書(様式第15号)により,養護受託者とすることを不適当と認めた者については,養護受託申出不承認通知書(様式第16号)により,それぞれ当該申出者に対し通知しなければならない。

(入所依頼書等)

第5条 市長は,法第11条第1項の規定によって養護老人ホーム又は特別養護老人ホーム(以下「老人ホーム」という。)に老人を入所させる(他の地方公共団体又は社会福祉法人の設置する老人ホームに入所を委託する場合を含む。以下同じ。)ときは,入所依頼書(様式第17号)により,養護受託者に老人の養護を委託するときは,養護委託書(様式第18号)により,それぞれ当該施設の長又は養護受託者に対して依頼しなければならない。

2 前項又は第4項の規定により入所依頼書又は養護委託書の送付を受けた施設の長又は養護受託者は,入所(養護)受託(不受託)通知書(様式第19号)により,受託する旨又はこれを受託できない旨を市長に回答しなければならない。

3 市長は,老人ホームに入所させた者の措置を廃止するときは,入所解除通知書(様式第20号)により,養護受託者に委託した者の措置を廃止するときは養護委託解除通知書(様式第21号)により,それぞれ当該施設の長又は養護受託者に対し通知しなければならない。

4 第1項及び前項の規定は,措置の変更を行ったときに準用する。

(葬祭依頼書等)

第6条 市長は,法第11条第2項の規定によって,老人ホーム又は養護受託者にその葬祭を委託するときは,葬祭依頼書(様式第22号)により,当該施設の長又は養護受託者に対し依頼しなければならない。

2 前項の規定によって葬祭の依頼を受けた施設の長又は養護受託者は,葬祭受託(不受託)通知書(様式第23号)により,葬祭を受託する旨又はこれをすることができない旨を当該市長に回答しなければならない。

(要措置者通告)

第7条 民生委員その他の者は,法第10条の4第1項及び法第11条第1項の措置を要すると認められる者を発見したときは,市長に通告しなければならない。この場合において,市長は,当該措置を要すると認められる者が他の福祉事務所又は町村長の管轄に属する者であるときは,当該他の市長又は町村長にこれを通報しなければならない。

(措置費請求書)

第8条 老人ホームの長及び養護受託者は,毎月分の措置費について,その月の7日までに,措置費請求書(様式第24号)により,当該措置をとった市長に請求しなければならない。

2 市長は,前項の請求書を受理したときは,これを審査し,速やかに措置費を当該老人ホームの長又は養護受託者に交付しなければならない。

(措置費精算書)

第9条 老人ホームの長又は養護受託者は毎月分の措置費について,翌月の7日までに措置費精算書(様式第25号)により,当該措置をとった市長に報告しなければならない。

(被措置者状況変更届)

第10条 施行規則第6条の規定による届出は,被措置者状況変更届(様式第26号)によらなければならない。

(費用の徴収)

第11条 市長は,法第28条第1項の規定により法第11条第1項の規定による披措置者又はその主たる扶養義務者から,その負担能力に応じ,当該措置に要する費用の全部又は一部を徴収するものとする。

2 前項に規定する費用の徴収額は,被措置者については別表第1に,その主たる扶養義務者については別表第2に定める基準により算定した額によるものとする。

3 市長は,第1項に規定する費用の徴収額を決定したときは,費用徴収額決定通知書(様式第27号)により被措置者又はその主たる扶養義務者(次条において「納入義務者」という。)に通知しなければならない。

(費用徴収額の変更)

第12条 市長は,収入の減少その他やむを得ない事由により,納入義務者の負担能力に著しい変動が生じたときは,その変動の程度に応じ,前条の規定により決定した徴収額を変更することができる。

2 前項の適用を受けようとする納入義務者は,費用徴収額変更申請書(様式第28号)により市長に申請しなければならない。

3 市長は,前項の申請を不承認としたときは,費用徴収額変更申請不承認通知書(様式第29号)により申請者に通知しなければならない。

(施行期日)

1 この規則は,平成17年10月11日から施行する。

(経過措置)

2 この規則の施行の日の前日までに,合併前の旭村老人福祉法施行細則(平成12年旭村細則第2号),鉾田町老人福祉法施行細則(平成5年鉾田町規則第6号)又は大洋村老人福祉法施行細則(平成5年大洋村訓令第3号)の規定によりなされた手続その他の行為は,それぞれこの規則の相当規定によりなされたものとみなす。

(平成18年3月31日規則第22号)

この規則は,平成18年4月1日から施行する。

(平成25年3月7日規則第5号)

この規則は,平成25年4月1日から施行する。

(平成28年3月29日規則第7号)

この規則は,行政不服審査法(平成26年法律第68号)の施行の日から施行する。

別表第1(第11条関係)

被措置者費用徴収基準(養護老人ホーム)

対象収入による階層区分

費用徴収基準月額

1

0円~270,000円

0円

2

270,001~280,000

1,000

3

280,001~300,000

1,800

4

300,001~320,000

3,400

5

320,001~340,000

4,700

6

340,001~360,000

5,800

7

360,001~380,000

7,500

8

380,001~400,000

9,100

9

400,001~420,000

10,800

10

420,001~440,000

12,500

11

440,001~460,000

14,100

12

460,001~480,000

15,800

13

480,001~500,000

17,500

14

500,001~520,000

19,100

15

520,001~540,000

20,800

16

540,001~560,000

22,500

17

560,001~580,000

24,100

18

580,001~600,000

25,800

19

600,001~640,000

27,500

20

640,001~680,000

30,800

21

680,001~720,000

34,100

22

720,001~760,000

37,500

23

760,001~800,000

39,800

24

800,001~840,000

41,800

25

840,001~880,000

43,800

26

880,001~920,000

45,800

27

920,001~960,000

47,800

28

960,001~1,000,000

49,800

29

1,000,001~1,040,000

51,800

30

1,040,001~1,080,000

54,400

31

1,080,001~1,120,000

57,100

32

1,120,001~1,160,000

59,800

33

1,160,001~1,200,000

62,400

34

1,200,001~1,260,000

65,100

35

1,260,001~1,320,000

69,100

36

1,320,001~1,380,000

73,100

37

1,380,001~1,440,000

77,100

38

1,440,001~1,500,000

81,100

39

1,500,001円以上

150万円超過額×0.9÷12+81,100円(100円未満切捨て)

(注1) この表における「対象収入」とは,前年の収入(社会通念上収入として認定することが適当でないものを除く。)から,租税,社会保険料,医療費等の必要経費を控除した後の収入をいう。

(注2) 養護老人ホームの3人部屋入居者については,費用徴収基準月額から10%,4人部屋入居者については20%,5人及び6人部屋入居者については30%,7人部屋以上の大部屋入居者については40%をそれぞれ減額した額を費用徴収基準月額とする。この場合において,100円未満の端数が生じたときは,これを切り捨てる。

(注3) 費用徴収基準月額が,その月におけるその被措置者に係る措置費の支弁額(一般事務費及び一般生活費(地区別冬期加算及び入院患者日用品費を除く。)の合算額をいう。別表第2において同じ。)を超える場合には,この表にかかわらず,当該支弁額とする。

別表第2(第11条関係)

扶養義務者費用徴収基準

税額等による階層区分

費用徴収基準月額

A

生活保護法(昭和25年法律第144号)による被保護者(単給を含む。)

0円

B

A階層を除き当該年度分の市町村民税非課税の者

0

C1

A階層及びB階層を除き前年分の所得税課税の者

当該年度分の市町村民税所得割非課税(均等割のみ課税)

4,500

C2

当該年度分の市町村民税所得割課税

6,600

D1

A階層及びB階層を除き前年分の所得税課税の者であって,  の税額の年額区分が次の額である者

30,000円以下

9,000

D2

30,001~80,000

13,500

D3

80,001~140,000

18,700

D4

140,001~280,000

29,000

D5

280,001~500,000

41,200

D6

500,001~800,000

54,200

D7

800,001~1,160,000

68,700

D8

1,160,001~1,650,000

85,000

D9

1,650,001~2,260,000

102,900

D10

2,260,001~3,000,000

122,500

D11

3,000,001~3,960,000

143,800

D12

3,960,001~5,030,000

166,600

D13

5,030,001~6,270,000

191,200

D14

6,270,001円以上

その月におけるその被措置者に係る措置費の支弁額

(注1) この表のC1階層における「均等割の額」とは,地方税法(昭和25年法律第226号)第292条第1項第1号に規定する均等割の額をいい,C2階層における「所得割の額」とは,同項第2号に規定する所得割(この所得割を計算する場合には同法第314条の7及び同法附則第5条第2項の規定は適用しないものとする。)の額をいう。

なお,同法第323条に規定する市町村民説の減免があった場合には,その額を所得割の額又は均等割の額から順次控除して得た額を所得割の額又は均等割の額とする。

(注2) D1~D14階層における「所得税の額」とは,所得税法(昭和40年法律第33号),租税特別措置法(昭和32年法律第26号)及び災害被害者に対する租税の減免,徴収猶予等に関する法律(昭和22年法律第175号)の規定によって計算された所得税の額をいう。ただし,所得税額を計算する場合には,次の規定は適用しないものとする。

(1) 所得税法第92条第1項,第95条第1項,第2項及び第3項

(2) 租税特別措置法第41条第1項

(3) 租税特別措置法の一部を改正する法律(平成3年法律第16号)附則第9条

(注3) 同一の者が2人以上の被措置者の主たる扶養義務者となる場合においても,上表に示す費用徴収基準月額のみで算定するものであること。

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鉾田市老人福祉法施行細則

平成17年10月11日 規則第67号

(平成28年4月1日施行)

体系情報
第8編 生/第1章 社会福祉/第3節 老人福祉
沿革情報
平成17年10月11日 規則第67号
平成18年3月31日 規則第22号
平成25年3月7日 規則第5号
平成28年3月29日 規則第7号