令和元年5月16日(木)スポーツクライミング競技会場である鉾田総合公園陸上競技場で、市内の小学生による採火式を実施しました。
採火式とは、いきいき茨城ゆめ国体の総合開会式で行われる炬火イベントの一環として、県内全市町村で独自に採火した火を「○○の火」として一つに集火するものです。炬火とは本来、たいまつなどを意味する言葉ですが、いきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会では会期中、選手の活躍を見守る火であり、オリンピックでいう「聖火」に当たります。鉾田市では市の火を「自然を尊び、農を誇り、喜びを生みだす 鉾田の火」と命名し、出来るだけ多くの子どもたちの想い出に残るよう、市内の小学生が多く集まる機会【第14回鉾田市教育会小学校陸上記録会】で採火イベントを行いました。
炬火の火をおこす方法は火打石や太陽光を利用した物など様々ありますが、スポーツクライミング競技では巨大マイギリが引き継がれており、今回もそれを利用して採火をしました。採火式では、各小学校の代表者がマイギリを中心に二手に分かれてロープを引き種火をつくり火を発生させ、発生させた火からトーチに点火し、陸上競技場のトラックを1周トーチリレーし最終ランナーが炬火受け皿に点火しました。
今回のイベントで採火した鉾田市の火は、この後9月28日に行われるいきいき茨城ゆめ国体総合開会式で、県内市町村の火と1つに集火され炬火台へ点火されます。