鉾田市地域公共交通網形成計画の一部改訂について
鉾田市では、令和3年10月1日からデマンド型乗合タクシー「ほこまる号」の鉾田市内全域運行が開始しました。
また、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の改正に伴い、ほこまる号の運行に国の補助事業を活用するためには、ほこまる号の地域の公共交通における位置付けや補助事業活用の必要性等について本計画に記載することが必要になりました。
上記の状況の変化を受け、必要な内容を追記し、令和5年1月に改訂しました。
鉾田市地域公共交通網形成計画の策定について
本市の公共交通として、鉄道は水戸市から鹿嶋市までを結ぶ鹿島臨海鉄道大洗鹿島線が運行され、市内に6駅が設置されています。また、他市町と繋がる広域的な路線バスが運行され、市民の移動手段としての役割を担っています。
しかしながら、利便性の高い自家用車の普及による公共交通の利用者の減少に伴い、本市を発着する路線バスが年々廃止や減便され、自分で運転ができない高齢者等の交通弱者にとって非常に不便な状況となっています。
そのような中、本市では将来に向けた公共交通のあり方の基本的な方向性を整理するため、平成31年2月に「鉾田市公共交通将来ビジョン」を策定しました。
このような背景を踏まえ、持続可能な公共交通ネットワークの形成及びそれを実現するための施策を位置付けるべく、鉾田市地域公共交通会議での協議を経て令和2年3月に「鉾田市地域公共交通網形成計画」を策定しました。