HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症とは?
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、性的接触のある女性であれば50~80%が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスで、子宮頸がんの原因と考えられています。男女問わず感染し、子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ(性感染症)等、多くの病気の発生に関わっています。
ワクチンの予防効果
男性がワクチンを接種することで、中咽頭がん、肛門がん、尖圭コンジローマ(性感染症)などの原因と考えられているHPVへの感染予防が期待できます。また、性交渉によるHPV感染から女性を守り、子宮頸がんの予防にもつながります。
男性が接種できるワクチンの種類
国内で使用されているHPVワクチンには2価、4価、9価の3種類がありますが、そのうち男性への接種が承認されているのは4価ワクチン(ガーダシル)のみです。現在、男性の接種は定期接種ではないため、費用は接種者の自己負担になります。
- 鉾田市では、男性のHPVワクチン接種費用の一部助成をおこなっています。
詳細はこちらをご覧ください⇒任意予防接種の一部助成