市議会の役割としくみ
市議会と市長
地方公共団体には、その意思や方針を決定する議決機関と議会の決定に基づいて実際に仕事を行う執行機関があります。
議決機関とは、条例や予算を定めたり、市政の方針を決定する機関で、鉾田市の場合は、市議会がこれにあたります。地方公共団体の意思決定の機関であり、この意思決定は、市議会の議決によって行われます。
これに対して、執行機関とは、議会の議決に基づいて実際の仕事を行う機関で、市長をはじめ教育委員会、選挙管理委員会、監査委員などがこれにあたります。
市議会と市長は独立・対等の地位にあり、お互いにけん制しながらも、調和を保ちつつ、市民福祉の向上を目指して適切・公平な市政運営を行う仕組みとなっています。
議員
市議会は、住民の直接選挙によって選ばれた議員によって構成されています。
鉾田市の場合、条例により議員定数を18人に定めております。
※議員の任期は、令和元年7月4日~令和5年7月3日
議長・副議長
議会を代表するのは議長で、議長は対外的に議会を代表するとともに、議会が円滑に運営されるように努め、議場の秩序を保ちます。
また、議会のさまざまな事務を総理し、処理するのも議長の仕事です。
議長・副議長ともに、議会の中でそれぞれ選挙で選ばれます。
市議会の組織
定例会と臨時会
議会には、3月・6月・9月・12月の年4回定期的に招集される『定例会』と、会議を開く必要が生じた場合にその都度招集される『臨時会』があります。
本会議
本会議は、議員全員で構成され、市議会の意思を決定する会議です。
市議会に提出された議案や市議会の意見表明などの可否は、最終的には本会議で決められます。
本会議では、提案された議案についての説明や質疑、討論、採決などが行われます。
また、議員が市政全般の施策等について、市長などの考えを問いただす一般質問を行うのを通例としています。
委員会
議会運営委員会
各常任委員会の代表による委員会が設置され、意見調整、議会運営上必要な事項に関し取り決めを行います。
常任委員会
市の仕事は非常に幅広く複雑なため、常任委員会を設け、議案や請願など専門的・能率的に審査しています。鉾田市では現在3つの常任委員会があり、議員はいずれか1つの委員会に所属することになっています。
特別委員会
特定の問題を審査・調査する特別委員会があり、いずれも臨時的に設置されて、審査・調査が終了するとなくなります。