主食用米は恒常的に過剰に作付されてきたことなどから、国が生産数量目標を設定していましたが、30年産米からは行政による米の生産数量目標の配分はなくなりました。しかしながら、米の需要は減少傾向が続いており、主食用米の生産が過剰になると需給バランスが崩れ、米価が下落する恐れがあります。
茨城県全体では主食用米の生産が過剰になっていることから、生産者の皆さまの経営安定のためには、引き続き主食用米から飼料用米や、新市場開拓米などの非主食用米への転換を進めることが必要です。
茨城県農業再生協議会では、主食用米の生産の目安となる「生産数量目標に相当する数値」とともに、新たに主食用米以外の生産目標を示す「新規需要米等生産目標」を生産者のみなさまへ提示します。
これに基づき、鉾田市においては、来年度以降も需要に応じた生産調整を進め、米価の安定を図ってまいります。
需要に応じた米の生産・稲作経営の安定実現のため、みなさまのご理解とご協力をお願いします。