茨城県内において、令和5年10月に「トマトキバガ」の発生が初めて確認されました。
現在のところ、県内では農作物被害は確認されておりませんが、トマトキバガは、トマト・ナス・ピーマン・バレイショ等のナス科植物が主な寄主植物として確認されています。
トマトキバガのまん延防止に向けて、農薬による防除、被害を受けた葉や果実の適正な処分にご協力をお願いします。
トマトキバガの防除について
これまではトマトキバガ向けに使用できる農薬が無かったことから、植物防疫法第29条第1項の規定に基づき、国から共有された農薬リストを参考として、トマトキバガの防除に使用できる農薬を公表し、防除が実施されてきたところです。
今般、農薬の変更登録が行われ、トマトキバガの被害が想定される作物に対しての薬剤が確保されました。つきましては、植物防疫法第29条第1項の規定に基づく防除を終了し、今後は登録農薬による防除をお願いします。