◯農業の6次産業化とは
農業の6次産業化とは、農業者が農産物の生産(1次産業)だけでなく、農産物の加工(2次産業)や加工品の流通・販売(3次産業)に取り組むことで、生産物に付加価値をつけ、農業者の所得の向上と農業経営の発展を目指すものです。具体例としては、メロン農家が自ら生産したメロンを加工して菓子などの加工品を開発し、製造・販売を行うことや、養豚農家が豚肉を調理した料理を提供する農家レストランを経営することなどがあります。
全国の取り組み事例や6次産業化に関する情報については、農林水産省のホームページでご確認ください。
http://www.maff.go.jp/j/shokusan/sanki/6jika.html
◯6次産業化の取り組みに対する支援
農業者が「総合化事業計画(※1)」を作成し、国からの認定を受けると、法令に基づく国の様々な支援を受けることができます。具体的な支援の内容として、農業者向けの無利子融資資金(農業改良資金)の特例措置のほか、農業者らによる新商品開発や販路開拓、加工・販売施設の整備の取組みに対する補助金の交付(※2)などがあります。
県の6次産業化サポートセンターには、県の認定を受けた6次産業化プランナーが配置されており、計画の構想段階から計画認定後の事業実施期間にいたるまで、プランナーのアドバイスを無料で受けることができます。
※1:「6次産業化・地産地消法」に基づいて作成される、農業者が農産物の生産及び加工、または販売を一体的に行う計画のこと。
※2:補助金の交付を受けるためには、別途補助事業への申請が必要です。
◯6次産業化推進計画の策定について
(計画策定の目的)
農林水産物の販売価格の低迷や生産資材の価格高騰により収益確保が難しくなっているなか、農林漁業者が地域資源を素材に、生産・加工・流通(販売)を一体化し、所得を増大する取り組みや、2次産業、3次産業と連携した地域ビジネスなど、6次産業化は各地で進んでおり、本市においても市内で生産された農畜産物の特性を活かし、6次産業化に向けて開発する新商品や、加工技術、販路開拓、本市の支援方策等の方向性を定め、農畜産業をさらなる成長産業とするため、「鉾田市6次産業化推進計画」を策定する。
※『鉾田市6次産業化推進計画(平成31年3月)』は、下記より確認できます。
◯相談窓口
茨城6次産業化サポートセンター (ホームページ http://www.ibanourin.or.jp/ninaite/rokuji/ )
〒311-4203 茨城県水戸市上国井町3118-1 TEL029-239-7131(電話相談可)