水道水における有機フッ素化合物について、鉾田市水道事業(以下鉾田市)では適切に対応をとっております。
以下に、鉾田市の取組をご報告します。
水道水におけるPFOS及びPFOA※1については、法的な規制値を設定している国はなく、一部の国で目標値等が設定されているものの、検出状況の把握や最新の科学的知見の収集が現在も行われていることから、その値は各国で異なっています。
一方、国内においては、令和2年4月1日に「水質管理目標設定項目」として位置づけられ、暫定目標値※2は「PFOS及びPFOAの量の和として50 ng/L※3以下」となっています。 PFOS、PFOAに関するQ&A(令和6年8月環境省公表)(外部リンク)
鉾田市では定期的に水質検査を行い、水源における濃度が暫定目標値を下回っていることを確認しております。
有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)水質検査結果について
また、茨城県企業局より受水しております水道水の検査結果につきましても暫定目標値を下回っております。
水道水におけるPFAS(有機フッ素化合物の総称)について(外部リンク)茨城県企業局HP
今後も継続してPFOS及びPFOAの検査を行い、水道水で安定的に目標値を下回るよう管理を徹底するとともに、検査結果を定期的にホームページに掲載していきます。
※1 耐熱性や耐薬品性に優れ、フライパンの表面加工、撥水剤や消火剤等に幅広く使用されています。PFOSは平成22年に国内での使用・製造が禁止されており、PFOAは、令和3年10月22日から同様の措置がとられます。
※2 ヒトが一生涯毎日2L飲用しても問題ないとされる値
※3 ng/Lとは、水1リットルあたり10億分の1グラムの物質が溶解していることを表します。