鉾田市は、茨城県鹿行エリアの最北部から中央部にかけて位置し、県都水戸市、筑波研究学園都市、鹿島港まではいずれも30km圏内、首都東京まで90km圏内にあります。
面積は207.60平方キロメートル(旧旭村53.65平方キロメートル、旧鉾田町109.19平方キロメートル、旧大洋村44.76平方キロメートル)で、県面積(6,095.62平方キロメートル)の3.4%を占めています。
人口は51,054人(平成17年国勢調査より集計)で、県人口(2,975,167人)の1.7%を占めています。
東の鹿島灘に沿って位置する鉾田市は、北は涸沼、南は北浦に接し、その内陸部のほとんどは平坦地となっています。この平坦な地形と温和な気候を活かした農業が基幹産業であり、首都圏全体の食料供給地域として、また、メロン、イチゴ、スイカなどの果実や、トマト、甘藷(さつまいも)といった野菜の栽培でも全国有数の生産地として知られています。
鉾田市の旧町村は、江戸時代に東北や常陸地方と江戸を結ぶ水陸交通の要衝として発展、人馬の往来や海産物を中心とした物資の流通が盛んになり、江戸方面への農産物の出荷も行われていました。
明治から大正・昭和へと時代は移り変わり、「明治の大合併」(明治21(1888)年~22(1889)年)、「昭和の大合併」(昭和28(1953)年~36(1961)年)を経て、「平成の大合併」(平成11(1999)年~18(2006)年)により、鉾田市が誕生(平成17年10月11日)しました。