文化財防火デー

毎年1月26日は、「文化財防火デー」です。

文化財防火デーの制定は、昭和24年1月26日に、現存する世界最古の 木造建造物である法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂が炎上し、壁画が焼損した ことを契機としています。

第71回文化財防火デー文化財警防訓練は、市民への文化財の周知と防火 意識高揚のため、市内の指定文化財等を対象に鉾田市消防団、鉾田消防署の協力を得て、令和7年1月19日(日)午前9時00分から鉾田市樅山地区樅山神社の本殿を対象に、文化財の消火訓練を実施しました。

 

開会式の様子

 開会式(1) 開会式(2)

消防署員、消防団員による警防訓練の様子

  消火訓練(1) 消火訓練(2)

 消火訓練(3) 消火訓練(4)

樅山神社 本殿について

樅山神社 本殿は、昭和48年1月17日に市指定文化財建造物に指定されております。
建築様式は、一間社流造で銅板葺です。祭神は武甕槌命、経津主命、天児屋根命の三柱です。神代の昔、武甕槌命、経津主命、天児屋根命の三神が東巡の折、停まられた霊地として大同2年(807)に創建されました。「三社」とも呼ばれ、七郷の総鎮守として領主徳宿氏の崇敬を集めていましたが、文明18年(1486)に江戸氏の徳宿、烟田両城攻めに遭い、樅山原の合戦により兵火をうけ、社殿をはじめ、記録・什宝はすべて焼失しました。慶長5年(1600)に佐竹氏の重臣東義久により現在地に造営されました。また平成8年(1996)の大改修により発見された斗供の墨書銘から、享保2年(1717)に再建されたものと確認されました。神社では、昔から神事が行われていましたが、戦後に途絶えてしまいました。古井戸跡や出土遺物から神社の西方に集落があったのではないかとも言われています。

 

 過去に行われた文化財防火訓練の様子

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