茨城県による河川調査において、鉾田川で国の暫定指針値を超える濃度の有機フッ素化合物が検出されました。
その結果を受けて、茨城県及び環境省に相談・協議をした結果、茨城県と鉾田市の合同で鉾田川流域部の飲用井戸水について調査を行いました。
・ 採水日
令和6年12月24日
・ 調査箇所
地下水(飲用井戸:7地点)
・ 調査結果
7地点のうち、4地点において暫定目標値※1(50ng※2/L)を超える値となりました。
※1 暫定目標値とは、体重50kgの人が水を一生涯にわたって毎日2L飲用したとしても、この濃度以下であれば人の健康に悪影響が生じないと
考えられるレベルとして国が設定した数値
※2 ナノグラム(ng)は、10億分の1グラムを表す単位
○今後の対応について
今回の井戸水調査において、暫定目標値を超過する濃度のPFOS及びPFOAが検出された井戸周辺の地域について、国の指導のもと県と協議し、
半径約500メートルの範囲にお住まいの方へ井戸水を飲用しないよう助言等を行っています。
今後は、地下水の物質の広がり状況を把握するために、周辺飲用井戸の水質調査などを実施する予定です。