風しんの流行に注意が必要です
平成30年7月以降、特に、大都市圏を中心に風しんの患者数が増大しました。全国的な風しんの流行はこれまでも数年おきに起こっており、今後も風しんの流行に引き続き注意が必要です。特に抗体を持たない、又は抗体価が低い妊娠中の女性が風しんにかかると、赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障や緑内障などの障害(先天性風しん症候群)が起こる可能性があり、問題となっています。
風しん予防接種費用の一部を助成します
鉾田市では、地域での風しんの流行を防ぎ、特に、妊娠している女性と生まれてくる赤ちゃんを「先天性風しん症候群」から守るため、下記の対象となる方に、風しん予防接種費用の一部を助成します。
接種をお考えの方は、まず、ご自身が助成対象であるか、ご確認ください。
風しん予防接種費用一部助成のお知らせ(※「風しん等ワクチン助成対象者チャート」をご確認ください)
対象となる予防接種の種類
風しんワクチンまたは麻しん風しん混合(MR)ワクチン
※予防接種のワクチンは、麻しん対策も考慮して「麻しん風しんワクチン」を推奨します。
助成対象者
接種日現在、市内に住所を有し、平成2年4月1日以前に生まれた方で、下記の(1)〜(3)の要件のいずれかに該当する方。
(1)妊娠している女性の夫(内縁、婚姻予定を含む)
(2)妊娠を予定または希望している女性とその夫
(3)昭和54年4月2日〜平成2年4月1日に生まれた方で、抗体価が低く、ワクチン接種が必要と判断された男性(抗体検査は過去5年以内に実施したもの)
※ただし、妊娠中又はその可能性がある方、定期予防接種対象者(昭和37年4月2日〜昭和54年4月1日生まれの男性)、過去に風しん予防接種費用助成事業で助成を受けたことがある方は対象者から除きます。
助成期間
令和6年4月1日から令和7年3月31日の接種分まで
助成金額と回数
風しんワクチン 3,000円
麻しん風しん混合ワクチン 5,000円
いずれか一人1回限り
※接種料金から助成額を差し引いた金額は自己負担となります。
※予防接種の費用は各医療機関によって異なります。接種する医療機関にお問合せください。
助成申請
〈助成申請の流れ〉
医療機関等で接種費用を全額支払った後、助成申請
↓
助成希望者は各保健センターで申請手続き
↓
助成決定後、決定通知で送付
↓
指定口座へ助成金振り込み
〈申請に必要なもの〉
- 鉾田市風しん等予防接種費助成金交付申請書兼請求書(窓口にあります)
- (助成対象者(3)の要件に該当する方のみ)風しん抗体検査結果の記録が記入されたもの(結果表又は母子健康手帳等)
- 予防接種を受けた医療機関発行の領収書等(原本還付可)
- 接種したワクチンの種類がわかるもの(領収書で確認できるときは省略可)
- 振込口座の分かるもの(接種を受けた本人又は申請者の口座)
- 印鑑(接種を受けた本人のもので、朱肉を使うもの)
申請受付期間
令和6年4月1日から令和7年3月31日まで(土日祝日、年末年始を除く)
※申請受付期間を過ぎた申請は受付できません。なお、接種予約が3月末になるなど期間内に申請できない特別な理由がある場合は、お早めにご相談ください。
その他
- この予防接種は、予防接種法に基づかない任意予防接種です。接種を強制するものではありません。接種の効果や副反応などを十分理解した上で接種してください。
- 接種前1ヶ月、接種後2ヶ月は妊娠を避けることが必要です。
- 助成対象外の方は全額自己負担で予防接種を受けることができます。特に妊娠初期の妊婦の周囲の方で予防接種を受けたことがない、又は十分な抗体価を持たない場合は任意での予防接種をご検討ください。