インフルエンザワクチンについて

1. インフルエンザって何?

インフルエンザは、「インフルエンザウイルス」というバイキンが原因で起こる病気です。風邪に似ているけれど、もっと重い症状が出ることがあります。以下は主な症状です:

  • 高い熱:突然、体温がぐんと上がることがあります。
  • 頭痛:頭がとても痛くなることがあります。
  • 筋肉痛や関節痛:体のあちこちが痛くなることがあります。
  • のどの痛みや咳:のどが痛くて、咳が出ることがあります。
  • 疲れやすさ:とても疲れやすく感じることがあります。

2. どうして予防接種が大事なの?

高齢者はインフルエンザにかかると、病気がひどくなることが多いです。たとえば、以下のような問題が起こることがあります:

  • 肺炎:インフルエンザがきっかけで肺炎になることがあります。
  • 心臓の問題:心臓に負担をかけることがあり、心臓病のある人には特に危険です。
  • 入院や死亡のリスク:インフルエンザによって入院したり、最悪の場合は命に関わることがあります。

インフルエンザワクチンを受けると、これらのリスクを減らすことができます。

3. どんなワクチンが使われているの?

日本で使われているインフルエンザワクチンは、「不活化ワクチン」というもので、インフルエンザウイルスを無害にして作られています。このワクチンは、体に免疫を作り出すために使われます。

4. いつワクチンを受けるの?

インフルエンザワクチンは、毎年秋から冬にかけて受けます。具体的には、10月から12月の間に接種するのが一般的です。

5. ワクチンの効果は?

インフルエンザワクチンは、インフルエンザにかかるリスクを減らすだけでなく、もし感染しても症状を軽くする効果があります。特に高齢者にとっては、病気が重くならないようにするためにとても重要です。

6. ワクチンを受けた後の副反応

インフルエンザワクチンを受けた後に、少し体に変化が出ることがありますが、ほとんどの場合、心配する必要はありません。例えば:

  • 注射したところが赤くなる、腫れる
  • 軽い発熱
  • 注射したところに痛みや違和感があることがあります

これらの症状は通常1週間以内に治ります。

7. ワクチンを受けられない場合

次のような場合は、インフルエンザワクチンを受けられないことがあります:

  • 過去にインフルエンザワクチンでひどいアレルギー反応が出たことがある場合
  • 高熱がある場合や重い病気にかかっている場合(病気が治るまでワクチンを受けるのを待ちます)

8. インフルエンザの感染経路

インフルエンザは、感染者が咳やくしゃみをしたときに飛び散る小さな水滴(飛沫)を吸い込むことでうつります。また、感染者が触れたもの(たとえば、ドアノブや手すり)を触った後、その手で顔や口を触ることで感染することもあります。

9. どうやって予防するの?

インフルエンザにかからないようにするためには、次のことが大事です。

1. ワクチン接種

インフルエンザワクチンを毎年受けることが一番大事です。

2. 手洗い

トイレの後や食事の前後には、石鹸と水でしっかり手を洗いましょう。

3. マスクの着用

インフルエンザが流行している時期には、外出時にマスクを着用しましょう。

4. 健康的な生活

バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけて、免疫力を高めましょう。

インフルエンザワクチンを受けて、基本的な予防対策を守ることで、インフルエンザから守ることができます。高齢者の健康を守るために、毎年予防接種を受けましょう。

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このページに関するお問い合わせは健康増進課です。

〒311-1517 鉾田市鉾田1443番地(鉾田保健センター内)

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