8月3日、茨城県知事から県独自の緊急事態宣言の発令、及び国に対して新型インフルエンザ等対策措置法に基づく緊急事態宣言を要請したとの発表がありました。
8月6日から8月19日までの期間、外出機会の縮減、会食の機会も極力少なくすることを呼びかけ、県内に所在する全ての飲食店に対し、営業時間短縮の協力を依頼しているところです。また他都道府県からも、茨城県への観光や帰省の自粛を呼び掛けております。
現在、県内の感染状況は、感染力が強いと言われるデルタ株の影響により急拡大しており、連日200人前後で推移し、感染経路不明の割合も増えております。さらには、特定の地域ではなく、全県的にまん延している状況にあり、鉾田市においても、毎日のように散発的に新規感染者が確認されております。
私は、これまでの第4波とは明らかに違う感染拡大ステージとなっており、誰でも、いつ感染をしてもおかしくない状況にあるという強い危機感を抱いております。
このような危機を乗り越えるために必要なものは、「共感」です。市民の皆さま一人ひとりが、同じ危機意識を持ち、自分のため、家族のため、みんなのために行動することが重要です。そうすることにより、必ずやこの危機は乗り越えることができます。
お盆の月であり、親戚や友達と会食を楽しみたいところですが、やはり、人が集まるという事は極力避けなければならない状況であることをご理解いただき、次の三つのことを念頭に行動をお願いします。
一つ目に、外出を控えてください。テレワーク等の活用やまとめ買いなどにより極力外出を減らしてください。
二つ目に、同居家族以外の会食は、いつも近くにいる4人まででお願いします。
三つ目に、マスク着用の徹底をお願いします。普段会わない人と会う際はマスクを着用し、会食は控えてください。
さらに、ワクチンの接種は、新型コロナウイルス感染症の発症を予防できる効果が高いとされていますが、ワクチン接種を終えた方でも、感染する可能性はゼロではありません。ワクチン接種を終えられた方々も引き続き感染対策を継続していただくようお願いします。
市民の皆さんには何度も同じことをお願いすることになりますが、コロナウイルスに慣れることなく、密閉・密集・密接のそれぞれの場面を避ける、マスクの着用、手洗い、手指消毒を徹底するなど、今まで行ってきた対策を再度見直し、新しい生活様式を十分に意識して、この事態に負けない様に頑張って行きましょう。